あさき/生きてこそ

最初にいっておくが
虽然开始就已说过
おそらく これより先に続くお話に意味はない
恐怕 接下来继续要说的话也没有任何意义

正しくは
确切来说

このお話にも だ
这句话也同样如此

わたしに 伝えたいことなど まるで 何もない
想要对我 传达的话语 真的是 什么都没有

わたしが 姿を変え形を変え
我 改变样貌改变形态
一連のものがたりを通して
只是通过一连串的故事
これまでに伝えてきた
传诵到此处
そして これからここへ記す言葉や思考思想等々
然而 这之后记叙在此处的话语、思考、思想等等

これらには何の意味もないし価値もない
在这其中均不会有任何意义任何价值

無意味 だ
毫无意义
無価値 だ
毫无价值

先に無 後に無
之前没有 之后也不会有

だが
然而

生きてこそ
正因活着

それでこそ
仅此而已


―前編―
―前篇―

千変し 万化し 枯れてなお
千变 万化 尚未枯竭
ちぎれちぎれもたかだかと
零碎且高大的
その川聊かの瑕瑾なく
那座河川没有丝毫瑕疵
すりすりと擦れ合ふ
柔和地摩擦着
すりすり すりすり
软绵绵 软绵绵
枯れてなお 枯れてなお
尚未枯竭 尚未枯竭

この川の どこへ行く
那座河川 去往何处
いづくより 生まれ いづこ
自何处 诞生 又去往何处

ねんねこに沈み 弾け飛び ぴゅっぴゅ
拥入婴儿的罩衣中 弹飞而去 咻咻

ぴゅっぴゅ ぴゅっぴゅ
咻咻 咻咻

蝉のような鼻をしたおかあさん
有着如蝉般鼻子的母亲
「このひとでなし!」
「不是这个人!」

蝉のような口をしたおじいさん
有着如蝉般嘴巴的爷爷
「あいや おかしな なあ」
「哎呀 真奇怪呐 呐」

ぷんぷん! ぷんぷん!
噗噗! 噗噗!

蝉のような耳をしたおばあさん
有着如蝉般耳朵的奶奶
「わあ ちんちくりん!」
「哇 小矮子!」

ぷんぷんぷん!
噗噗噗!

蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもある)
有着如蝉般脸庞的父亲(也是代表者)
「あいや みにくいもの におう におうぞ」
「哎呀 丑陋的东西 散发臭味 散发臭味哦」

遮るもの無き名月 はんなり
毫无遮蔽的仲秋明月 雍容华贵
立派なおべべに赤帯垂らして
漂亮的婴儿身上披散下赤色的丝带
恥じらうことなく山から川へと
毫不羞涩地从山川到河流
ころころ 転んで
叽里咕噜 翻转着
みんみんの声 届けてくれたのさ
鸣鸣蝉声 传来此处

ぴょんぴょん跳んではそうぞうしい(後ろ前である!)が
蹦蹦跳跳发出喧嚣(前后颠倒着!)
ぴんとひらめいた かしこい彼は言う
突然灵光闪现 贤明的他说

「大きな声ではいえないけれど
「虽不能大声说出
小さな声では聞こえませんの!」
小声却也无法听见!」

それを聞いていた 彼の歩幅にあわせて
听到那样的言论 便跟随着他的步伐
ぴょんぴょんと飛びまわる かわいらしい生き物たち
蹦蹦跳跳地来回奔走 好似可爱的生物们
「わっはっは! あっはっは!
「哇哈哈! 啊哈哈!
なんとも機知に富んだ 物言いであることか!」
多么富于机智 能言善辩啊!」

ここには数多の
这里似乎有许多
動物のような姿をしたものたちがいるようだ
形似动物姿态的东西

うさぎのような長い耳を持つ ひと がいる
有着 如兔子般长耳朵的 人
かめのような固い甲羅を持つ ひと がいる
有着 如乌龟般坚固背甲的 人
たぬきのような挙動を見せる
也有着 如狸猫般全身挣扎
抜き差しならない ひと もいる
却进退两难的 人
きつねのような 実に妖艶な ひと もいる
也有着 如狐狸般 非常妖艳的 人
大きな 象のような
巨大如 象般
ついぞない鼻をもった ひと までもがここにいるのだ
不停甩动鼻子的 人 也存在此处
なんともはや! すばらしい!
这真是! 太完美了!

皆一様に跳ねまわっている
大家一齐来回蹦跳
実にほほえましい光景だ!
真是搞笑的光景!

その素敵な会合を 木の上より俯瞰する
自树上俯瞰 这融洽的会谈
蝉のような鼻をしたおかあさん
有着如蝉般鼻子的母亲
「あのひとでなし!」
「不是这个人!」

その素敵な会合を 木の上より俯瞰する
自树上俯瞰 这融洽的会谈
蝉のような口をしたおじいさん
有着如蝉般嘴巴的爷爷
「あいや 不潔な なあ」
「哎呀 不干净呐 呐」

ぷんぷん! ぷんぷん!
噗噗! 噗噗!

その素敵な会合を 木の上より俯瞰する
自树上俯瞰 这融洽的会谈
蝉のような耳をしたおばあさん
有着如蝉般耳朵的奶奶
「うそつきぼうや!」
「撒谎的小子!」

ぷんぷんぷん!
噗噗噗!

その素敵な会合を 木の上より俯瞰する
自树上俯瞰 这融洽的会谈
蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもあるのだ)
有着如蝉般脸庞的父亲(也是代表者)
「あいや あな おそろしや」
「哎呀 啊啊 真可怕呀」

こうして毎日
如此这般每日
呼吸も忘れて 身とも影ともつかずが重畳
就连呼吸也都忘却 不论身与影皆重叠
そこから わんさと 子を積む 山車出て
从此开始 大量的 子嗣积累 花车相迎
厳粛に おごそかに 真っ赤な橋脚 垂直に
严肃地 庄严地 从赤红的桥墩 垂直地

のぼる!!
攀爬!!

赤色の肌をちらりとみせる 立派な髭をもつ聖人
一瞬间显露出红色的肌肤 长着华丽胡须的圣人
「いいかい諸君よ わたしは高きを恐れず進み
「怎样哟诸位 我不惧高处地前行
汚いものをなくそうと思うのだが
前路污秽似乎也尽排除

どうか!」
如何!」

小さなつぶねたち
小家伙们
「おー―!」
「哦——!」

自身の立派な象徴を直視しながら
一边直视着自己华丽的象徽
蜃気楼のような背中を震わせる聖人
一边如海市蜃楼般震颤身躯的圣人
「う う ううーん!」
「唔 唔 唔嗯——!」

どうやら彼はもう一声ほしいようである
不知为何他试图发言一句

「ど ど どど どどど どどどど
「如 如 如如 如如如 如如如如

どうか!!」
如何!!」

大きなつぶねたち
大家伙们
「おおー―――!!!」
「哦哦——!!!」

彼らの賛同に 聖人様はひどくご満悦なようで
在他们的赞同下 圣人满心欢喜地
仰向けになりながら
一边朝后仰着
お店頭様にむけて黄ばんだ体液を吐き
一边朝着前面吐出泛黄的体液
こう叫んでいる
如此叫嚣着

「おい貴様ら!
「喂你们这群家伙!
無価値で無様で滑稽な蝉どもめが!
无价值无形般可笑的蝉们!
見ているか!
看到了吗!
やったぞやったぞうやったのだ!
我做到了我做到了我做到了!
とうとう私はやったのだー!」
终究我做到了!」

彼の顔面は自身で吐いた
他的颜面被自身所吐出的
黄ばんだお勤めに覆われている
泛黄的唠叨声中所掩盖
彼はどうやら ついにやり遂げたらしい
他好像终究 还是做到了什么

おめでとう!
恭喜!

おめでとう!
恭喜!
赤い肌を見せる名も無き聖人よ!
透露着红色肌肤的无名圣人哟!
貴殿はとうとうやったのだ!!
你也终究还是做到了!!

私のような下々の者には
对于和我一样的最下等者
到底理解できない類の偉業ではあるが
终究是无法理解此类伟业
彼はおそらく何かをやりとげたのであろう
他恐怕是做到了些什么吧

おめでとう!
恭喜!

玉の緒溜まり 鳴き響もす
行将就木 悲鸣回响

ころり ころり ころころ ころり
咕噜 咕噜 叽里咕噜 咕噜

何か 鉄をこすりあわせた音のような
似乎 能听到如同摩擦铁皮般
不愉快な音が聞こえる
令人不快的声音

前から後ろから聞こえる
从前至后都能听到

天と地の和解の証なのだろう
那是天与地和解的证明吧
そう思いたい
地妄自考量

精一杯だ 皆一生懸命だ
竭尽全力 大家都拼尽全力

誰が為に 誰の為に
谁人为你 你为何人

ここは何処だ
此处是何处
お前は誰だ
你是何人
お前はどこに立っている
你又所处何方

件のおかあさん
前述的母亲
「うーん」
「唔——嗯」

件のおじいさん
前述的爷爷
「ううーん」
「唔唔——嗯」

件のおばあさん
前述的奶奶
「うーんうーん」
「唔——嗯唔——嗯」

件のおとうさん(かつて代表者であった)
前述的父亲(曾是代表者)
「ううーん ううーん ううーん」
「唔唔——嗯 唔唔——嗯 唔唔——嗯」

苦しんでいる
痛苦着
何故かはわからない
然而却不知为何
(本当は知っているのだが 教えることは出来ない)
(其实只是一无所知 所以无法表达出来)
苦しんでいる
痛苦着

遮るもの無き少年 ころころ
赤身裸体的少年 叽里咕噜
立派なおべべに赤帯垂らして
漂亮的婴儿身上披散下赤色的丝带
恥じらうことなく 袖から袖へと
毫不羞涩地从衣袖到衣袖
ころころ ころころ ころころ ころころ
叽里咕噜 叽里咕噜 叽里咕噜 叽里咕噜
ころころ ころころ ころころ ころころ
叽里咕噜 叽里咕噜 叽里咕噜 叽里咕噜
ころころ ころころ ころころ ころころ
叽里咕噜 叽里咕噜 叽里咕噜 叽里咕噜

後ろ前だが かしこい聖人が言う
虽然前后颠倒 却又聪慧的圣人说
「大きな声ではいえないけれど
「虽不能大声说出
小さな声では聞こえませんな!」
小声却也无法听见!」


大家
「わははは! ちがいないちがいない!
「哇哈哈哈! 没错没错!
君は実に趣き深いなあ!」
你真是相当风趣幽默啊!」

くらがりの中で蠢くひかりをあつめて
在黑暗中聚集起蠢动的光
こぼれて あつめて
闪烁 聚集

子を棄つる薮は在れど 身を捨つる薮は無し
虽有弃子的荒野 却无舍身的湖泽

―そうこうしているうちにも―
―在此期间―

月蝕は刻々とすすんでいる
月食时刻进行着
夜蝉が鳴いている
夜蝉鸣叫着
死にたくはなしと鳴き叫んでいる
鸣叫着不想死去

屍には落葉が積もり
尸体上积压着落叶
川となり 海となる
化作河川 化为海洋
すべては千変し 万化し
一切皆是千变 万化
その輪郭をぼかしながら
纵使模糊其轮廓
天高く透く一片の雲に過ぎず
也不过沦为高耸通透大空中的一片云朵

呪われた 鬼の子供と呼ばれ
被称作 受诅咒的鬼童子
篝火の影絵をなりて
化作篝火的影绘
唾を吐かれて 泥をなげられ
遭人唾弃 受人掷泥
それでも
即使如此
諸手をかざして
依然举起双手
蒼天の縷々を綴る
点缀苍天的缕缕

望まれずに生まれて
不被所望地诞生
愛を知らず枯れていく
无知于爱便渐渐枯萎
ああ 愛を
啊啊 爱
誰か彼に愛を
谁来赐予他爱

いろいろなものに接吻をしながら
一边同各种事物接吻
赤い背中をした彼は言う
染红了脊背的他一边说着
「言われていたのだ! 言われていたのだ! 言われて!
「被人说了! 被人说了! 被人说了!
彼は呪われた子であり!
他乃被诅咒之子!
全くもって■■■■■■である!
完全是■■■■■■!

実際
实际上

彼に価値はない!
对他而言毫无价值!
彼には何の価値もない!
对他而言没有任何的价值!
彼の存在を喜ぶ者もいない!
对他的存在而喜悦的人也不存在!
彼は圧倒的にひとりだ!
他是彻头彻尾的孤身一人!
彼の周りには誰もいない!
他的周围任何人也没有!
彼にはまるで希望がない!
对他而言也毫无希望!
微塵の可能性もない!
就连微尘般的可能性也没有!

そうだ彼は無意味だ!
是啊他没有任何意义!

無意味で無価値で無様で滑稽だ!
无意义无价值无形般的可笑!

絶望的だ!
绝望无比!

本当にわらえるだろう!
真是可笑!
おわらいぐさだ おわらいぐさ!
这是笑柄 笑柄!
わらえるぞ あいつを見てみろ
真是可笑 来看这个家伙吧
みんな! 見ろ! みんな! あやつを見てみろ!
大家! 快来看! 大家! 快来看这个家伙!
わらえるぞ わっはっは ああ わらえる
真是可笑 哇哈哈 啊啊 可笑
わらえるわらえるわらえてしかたがない」
真是可笑可笑可笑至极」

誰のことを指しているのだろうか
到底是指谁的事呢
皆 首を三百六十度 こてこてと傾けてはみるものの
大家 三百六十度地转过头 虽然饶有兴趣地尝试去看
ちいとも想像がつかない
然而却丝毫无法想象
とにかく騒ぎに便乗することにしたようだ
总之只是在骚乱中趁趁兴致

うしろまえの動物たち
前后颠倒的动物们
「しかたないしかたない! しかたがない!」
「无可奈何无可奈何! 无可奈何!」

皆嬉しそうだ
大家似乎很高兴

「そうだろう!」
「是啊!」

全身が焼けただれた男
全身燃烧的陌生男子
「どうだ!それが私だ!」
「如何!这便是我!」

真実を知り ひどく驚いた役者たち
知晓真相 大吃了一惊的演者
「ぎゃあ! ぎゃふん! ぴゅっぴゅ!」
「嘎! 噶呼! 咻咻!」

皆の口からは大量の
从大家的口中呼出大量的
琥珀色の火虫が吹き出している
琥珀色的火虫
のたうちまわっている
全身翻滚着
喉を掻きむしっている
挠搔着自己的喉咙
顔の大部分は凍りつき 崩れ落ち 剥がれ落ち
脸的大部分都被冻结了起来 崩落 剥落
背中は炎に包まれている
背上被火焰所包围

かなしいことだ
真是悲伤啊

もう誰も救われない
已经谁也无法得到救赎了

おめでとう! おめでとう彼のひと!
恭喜! 恭喜哟他的人!
してやったり! だ!
如你们所愿! 了!

的然として日の下
鲜明的太阳之下
目を開く ひと
睁开双眼的 人
しんがりで吊る ひと
吊车尾的 人
正覚とすがる ひと
顿悟的 人

我執に喰われ 枯れていく 其のひと
被自私自利所吞噬 尚未枯竭的 其之人

そうだ
是啊
これこそが真実だ
这便是真实
そうだ まさに真理
是啊 确实的真理

気がつくと誰もいない
一旦察觉便谁也不在
何者もいない
空无一人
あれほどの騒ぎが嘘のようだ
那样的骚动也仿佛是虚伪

ただ
只是
夜空の中心で凍りつく
在夜空的中间冻结起来
透明な川の 純朴なせせらぎだけが聞こえる
透明的河川 听得到纯朴的涓涓细流

全ては夢だった
一切皆是梦
全て夢の中の出来事
皆是梦中发生的事

ほんとうに かなしいことだ
真的是 悲伤无比

千変し 万化し 枯れてなお
千变 万化 尚未枯竭
ちぎれちぎれもたかだかと
零碎且高大的
その川聊かの瑕瑾なく
那座河川没有丝毫瑕疵
すりすりと擦れ合ふ
柔和地摩擦着
すりすり すりすり
软绵绵 软绵绵
枯れてなお 枯れてなお
尚未枯竭 尚未枯竭
枯れてもなお
仍未枯竭

そこに何の意味があろうおか
在那里会存在着何种意义

私にはわからない
我不知道
誰にもわからない
谁也不知道
もうここには誰もいない
这里已经没有任何人了

天の庭 樹のひと曰く
天之庭 树的人说

―後編 本編―
―后篇 本篇―

おぼろげに朧の橋を渡っていると
模糊中渡过朦胧的桥
宙を呼ぶ声が聞こえる
听到呼唤宇宙的声音

受戒せんと数多の落葉たちの
数以千计的受戒落叶们

「宿報である」と言う叫びだ
叫嚷着「此乃前世报应」

その声は次第に験仏の代弁として
那些声音逐渐化作灵媒的代言
眼下 月光あまねし大河を ひた流れる現未と結び
眼前 洒满月光的大河 同直流而去的现世与来世结缔
灼熱の虹へと姿を変えていく
变化成灼热彩虹的姿态

「いずくより ああ 生まれて いずこ」
「自何处 啊啊 诞生 又去往何方」

―天の庭へ―
―往天之庭―

天つ日の不請の清く
烈日的不请明光
彼のひとの間をすり抜ける
从他的人之间穿梭而过
あまりにも まぶしすぎて
实在是 眩晕至极
誰も 気がつくことは無い
谁也 没有察觉到

かなしいことだ
悲伤啊
ほんとうに
真的是
おそろしいことだ
可怕啊
ほんとうに
真的是

暗澹たる中天を跨ぐ灼熱の梯子に
跨越黯淡空中的灼热梯子上
群がる落葉たちが口々に叫んでいる
聚集起的纷纷落叶一齐悲号

「枯れ■■■■! 朽ち■■■■!」
「■■■■枯萎! ■■■■腐朽!」

呪われた鬼の子供は澱み
被诅咒的鬼童子停滞不前
日輪の大つぶに揺れながら
摇动大粒的日轮
流れ木の鎖をれかへる
扭动联锁的浮木
塞きる六識の縷々と綴り
点缀闭塞六识的缕缕

今日も生きてこそ
今天也存活于世
明日も生きてこそ
明天也存活于世
枯れてなお
尚未枯竭
影の地につきささる
刺入阴影笼罩的大地
灼熱のたばしり朽ちてなお
灼热的暴晒尚未腐朽

それでも
即便如此也
生きてこそ
存活于世

生きてこそ
存活于世
なにくそ こなくそ
可恶 可恨
生きてこそ
存活于世
それでこそ
仅此而已

今日もまた 生きてこそ
今天也仍然 存活于世
一秒先を生きてこそ
一秒前存活于世
二秒先を生きてこそ
二秒前存活于世
三秒先を生きてこそ
三秒前存活于世
今日も明日も明後日も来週も来月も来年も
今天也明天也后天也下周也下月也来年也
生きてこそ
存活于世

「そうだ そうだ!
「是啊 是啊!
俺はお前を愛してやるぞ!
我是如此深爱着你!
俺だけはお前を愛してやるぞ!」
只有我如此深爱着你!」

天の庭にて 赤い背中の男曰く
于天之庭 满背通红的男人说